国民年金の学生納付特例
2014.01.11

しばらくすると、成人式なので娘が帰ってきます。


うちの娘は成人式と誕生日が近い。


そうそう、あれもやってきました日本年金機構から・・・・


日本国内に住所のある20歳以上60歳未満の人は国民年金に加入しなさいってやつです。


まず国民年金被保険者資格取得届の提出が必要ですが、娘は住民票をこっちに残しているので、私が代理で手続きをします。特別委任状も必要ありません、本人以外での届出は認印の押印が追加されます。届出の期間が指定されてますがオーバーするとどうなるんでしょうか!?ちなみに2週間です。


国民年金には義務として入らなければならないのですが、当然納付するためのお金も必要です。仕事もしてませんし収入も無いわけですから、免除してもらいたい!誰しも思うことでしょう、


ここで整理が必要なんですが必ず国民年金が貰えるという大前提で考えますと・・・・


20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた方は、65歳から満額の老齢基礎年金が支給されます。要は総額リミットがあって40年をかけてぼちぼち積み上げていくことが重要になります。(追納の仕組みもありますが・・・)それと保険料を納めた期間が原則25年間(300月)以上あることが必要です。途中でお休みすると満額貰えないし、ましてや24年と11カ月では足切りでアウトってことになります。


今回、娘の代わりに国民年金の学生納付特例の申請をしてきました。あと2年で無事に卒業・就職してくれるとしても、残された納付期間は38年間しかありませんので満額は収められないことになります。で、受け取る年金額も減額になることになります。ちなみに現在アバウト80万円くらいなの国民年金額なので38年/40年で、ざっと4万位の減額でしょうか!?申請さえしとけば年金の受給資格に必要な25年の加入期間には算入はできます。この加入期間も重要で、よく例えに出されるのが障害基礎年金(国民年金)で、不幸はいつやってくるか分かりませんが障害認定時に保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。) が被保険者期間の3分の2以上ある者の障害って件が影響したりします・・・・・


年金の減額は嫌だという方には追納があります。10年以内なら追納ができます。これはいろいろ損得計算が絡んでくると思います。年金を支給する側からの論理で行けば、国民年金保険料を払う義務はあるが、せっかく満額あげると言っているのに、満額貰う権利を放棄しますよ!みたいな感じでしょうか・・・・・・・


あなたなどうする・・・・・・・・・・・・・


わたしと同様の手続きが希望でしたら


国民年金被保険者資格取得届書と国民年金保険料学生納付特例申請書を市町村役場の国民年金担当窓口までどうぞ、学生証のコピーも忘れずに!


ちなみに国民年金保険料学生納付特例申請は毎年度必要で、25年度はあと数か月で終わりますのですぐに次の手続きが必要になります。

2014.01.11 15:25 | 固定リンク | FP

- CafeNote -